携帯端末の普及に伴って金融や医療、行政などのセンシティブな個人情報を扱う分野でも、ネットを介したデータのやり取りが増加してきました。
企業には、このような個人情報を含む膨大な業務データを解析して、新たなビジネスに活用したいという期待がある反面、センシティブな情報の取り扱いは、法令・政府ガイドライン・組織ポリシーにより厳格なデータ保護要件を満たさなければなりません。データ保護の手段である暗号化は、一般的に実装・構築にコストがかかる、あるいは専用のハードウェア機器を購入しなければならないケースもあり、導入のハードルが高いと考えられています。
今回ご紹介するHashiCorp Vaultは、強固な暗号化機能をAPIで提供するEncryption as a Service(EaaS)として、様々な環境に導入し、既存のアプリケーションと容易に連携することができます。また、今年4月に発表されたVaultの新機能「Transform secrets engine」は、機密情報を暗号化したままでデータ形式を維持するフォーマット保持暗号化(FPE)を提供します。これらのVaultの機能を利用することで、データをビジネスに活用したいという期待とセンシティブな情報を安全に管理したいという要件の両方を達成することができます。
本セミナーでは、このVaultの暗号化機能が役に立つユースケース及び具体的な仕組みについてご紹介させて頂きます。
開催概要
●日時 2020年9月28日(月)17:00-17:30
●説明者 株式会社ラック SIS事業統括部 ソリューションエンジニア 前野 勇気
●会場 オンラインセミナー(zoomにて実施)
インターネット環境があれば、パソコンやスマートフォンなどから参加可能です
開催前日までに、お申込みいただいたメールアドレスへ視聴方法をご案内いたします
●定員 100名
●費用 無料 ※事前登録制
●申込期限 2020年9月28日(月)10:00
●対象
お申し込みフォーム
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